ミニマルスカンジナビアンリノベーション

家づくり概要

築年数を重ねたマンションでの新旧の調和
壁式RC造のマンションは、躯体によって専有部分が大きく三分割されていました。大々的な間取りの変更は叶いませんでしたが、撤去できない壁は回遊性へと発想を変え、高さに制限のある開口部はデザインによってあえて特徴を出すことにしました。水回りの配置を変更し、床の防音等級を満たすために床上げすることを選択し、デメリットを個性として捉え、プランに取り入れています。
ご夫婦そろってセルフ塗装にもチャレンジしていただきました。

玄関正面の押入れの中にあった電気温水器は、室外に出すことが許されませんでした。
そのために玄関まわりや洗面所には収納が少なく、もったいない1畳が存在していました。


Before01-1


門型の壁は撤去することができない躯体の部分、キッチンの横にあるドアは、玄関からLDKへと入る唯一の扉でした。


Before02-1

初めてご夫婦にお会いした日、事務所での打合せが盛り上がり、その日のうちにリノベーション候補のマンションを見に行きました。
北欧への留学経験があるお施主様は、古い建物をうまくリニューアルした建物を、ヨーロッパでたくさんご覧になっており、
古いものを自分流にアレンジする楽しみ、古いベースがあってこその魅力を、よくご存知の方でした。


rcocept


そうした柔軟な見解をお持ちの方でしたので、「プラン的な大幅なリノベーション」が難しい物件であったにも関わらず、そのデメリットを個性として生かすことをご採用いただきました。
間取りが変えられないからこそ、ひとつひとつのパーツやサイズにこだわり、同時に作業性やインテリアについても検討を重ねました。
スケール感を含め、時を重ねた建物だからこそ醸し出せるレトロな魅力に、現代のデザインをミックスさせたリノベーションになりました。

詳細データ

クライアント
高取マンションリノベ
竣工日
2013年7月1日
種類
Huset, リノベーション, リフォーム, 集合住宅

設計施工会社

  • フーセット